①Somatic Experiencing®:
アメリカのピーター・ラヴィーン博士が開発した、「身体」を感じて今と繋がりながら、ゆっくりと自然にトラウマにアプローチをしていく方法です。相談者の生理反応を観察しながらプロセスはゆっくりと進みますが、とてもパワフルな心理療法です。
※身体の感覚が分からない、という方もご安心してください。ゆっくりと身体を感じて、「今ここにいられる」練習をおこなっていきます。
②神経系を整えるボディ・ワーク:
上記のSE®をベースにした、ボディーワークです。マッサージ・テーブルに横になって頂き、セラピストが相談者様の神経系の状態を見ながらタッチでのワークを進めていきます。身体感覚が分かりに
くい場合に試していただくのも有効です。また、誰かに身を任せるのが苦手、自分自身に愛着(家族や恋人)の問題がある、睡眠がうまくとれない、休むことが苦手などの自覚がある方や、のんびりしたい、リラックス(って身体がどんな感じか)体験をしたい方におススメです。
身体を動かす事に不器用さを感じていたり、突然のことにびっくりしやすい・こわがりやすいと感じている方にはスウェーデンで生まれたリズミック・ムーブメントトレーニングを活用することも出来ます。
③各種トラウマ・セラピー:
TFT(経絡へのタッピングによるセラピー)、ブレインスポッティング(SE®とNHKでも話題になったEMDRを組み合わせたセラピー)、ボディ・コネクトセラピー(日本発の身体志向のトラウマ・セラピー)なども状況やご希望に合わせて取り入れていきます。
④パーツ、あるいは自我状態セラピー:
自分の中には、誰しもさまざまな「自分」がいます。例えば、「セラピーを受けてみたい自分もいるけど、不安な自分もいる」など。様々な自分がいる事によって、バランスよく生活が出来ると言えるかもしれません。他方で、外では笑っていても本当は「怒っている自分」や「泣いている自分」を我慢させたりという状態が続いていると、そうした「自分」は自分自身が思いがけないタイミングで登場します。例えば、幸せな時間を過ごしていたのにパートナーの一言から上司の言葉を思い出し憤慨してしまったり、、、。こうした「自分」と仲良くなるために自我状態セラピーは有効といえます。
※医療機関にて診断及び通院されている方の場合は、医師の承諾を受けてからご相談ください。
※対話型のカウンセリングでのアプローチも可能です。